ハワイより愛をこめて | シネマ日記

人生はシネマのようなもの。ハワイはオアフ島在住の主婦が大好きな映画のことや日常について綴ります

ハワイアンモンクアザラシから学ぶ子離れ

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最近ハワイで最も話題になっていたことの1つがハワイアンモンクシール(アザラシ)がワイキキビーチで誕生したことです。

 

6月末、ハワイアンモンクシールのロッキーが、ワイキキ・カピオラ二パーク沿いのカイマナビーチで赤ちゃんを出産しました。ハワイアンモンクシールはハワイに生息するアザラシで、現在世界で1400頭ほどしかおらず絶滅危惧種として保護されています。私が住むオアフ島のビーチでもたまにみることができます。

 

この赤ちゃんは、カイマナビーチで生まれ女の子であることから「カイマナ(ハワイ語でダイヤモンドという意味)」と名付けられました。言うまでもなく、カイマナビーチには可愛いモンクシール親子を一目見ようと(毎日通うファンもいたと聞きます)人々が連日訪れいつもにない混雑ぶりだったようです。

 

モンクアザラシは絶滅危惧種であることなどからハワイでもアザラシを見学する際は少なくとも150フィート離れて見なければいけません。今回は観光客など出入りが多いワイキキビーチということで、監視カメラがつけられ人々がアザラシ親子に近づけないようにロープがはられていました。親子のようすはライブウェブカメラで24時間流されていたので、現地にいかずとも私も毎日可愛らしいアザラシをみて癒されることが出来ました。

 

ところが、2週間前の金曜日仕事から戻りテレビをつけると、ベビーシールのカイマナちゃんが一時行方不明になったというニュースが! この時カイマナがいないのに気づいた何百名もの人々が届け出を出したそうです。幸い、カイマナちゃんはすぐそばのワイキキ ウォー メモリアル ナタトリウムの旧プールで無事保護されました。お母さんが目を離している間に遊んでいてプールから出られなくなったそうです。

 

翌日FBを開けると、母親のロッキーが行方不明のカイマナちゃんを探している様子を撮影したものを誰かが投稿していました。子を探し吠え続けるロッキーの声があまりにも切ない響きでビデオを観てもらい泣きしてしまいました。

 

カイマナちゃんが2度目の脱走をしたとき、ベビーシールがどんどん活発になっておりあと一週間ほどで旅だつだろうと報道されました。なので先週末私もこのアザラシ親子を一目みようと車でいってみたのですが案の定駐車場がみつからず諦め、それまで通りウェブカメラで見守ることにしました。

 

そして昨日、お母さんアザラシの姿が見えなくなったというニュースが! ロッキーはカイマナちゃんを残したまま夜になってもビーチへ戻って来る事はありませんでした。生まれてから43日目、カイマナちゃんはこれから一人立ちしなければ行けません。(前置き長くなってしまいましたがここから本題です💦)

 

この間までカイマナちゃんがいなくなると苦悩していたロッキー、しかし昨日自ら子を残して旅立った。母性本能というか自然界のすごさを見せられ月並みな言葉ですが感動してしまいました。

 

人間界では母親が子どもを虐待するニュースをよく耳にします。また溺愛しすぎてかまいすぎてしまったり、子離れが出来ない親ゆえに親離れも出来ない子。現に我が家も二十歳を過ぎた子どもがまた2人とも同居していますし、夫は「18過ぎたらもう大人なんだから(アメリカではそうです)キックアウトせろ(追い出せ)」と言いますが私はお金がなくまだ何のスキルもない子をキックアウトしてしまうのは可哀想だと思うし、いたらいたでつい色々構ってしまう。今回ロッキーをみて反省しました。

 

特に最近友だちから成人した子どものことで相談を受けたり、自分の子育てについても後悔することもたびたびあり、子は親の思い通りには育たないものだと痛感していたところでしたので、成人した子どもの決断や人生は子どものものだからそれがどんなことでも親は見守るのが一番良いのだなと思いました。

 

動物にもそれぞれ子育て法があると思うけれど、人間もロッキーのように時期がきたらそおっと去って行くことが出来れば。。。ロッキーは一ヶ月半という短い間にカイマナを保護し自然界でサバイブしていけるようなスキルを教えてあげたのでしょうね。大昔にさかのぼると私たちのご先祖様も自然の中でこのように子育てしていたのかな。ちなみにロッキーは今回で10回目の出産だそうでお母さんとしてはベテランですね。

 

今後カイマナちゃんは、人の多いワイキキから保護係により自然が多い場所に移動させられるそうです。サメなど天敵への危険にさらされてもアザラシの生育にとってはそれが遥かに良い環境であるということです。頑張ってほしいと思います。

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