ハワイより愛をこめて | シネマ日記

人生はシネマのようなもの。ハワイはオアフ島在住の主婦が大好きな映画のことや日常について綴ります

カポレイで日本人学生の痛ましい事故。ハワイのティーンの運転事情

私の住む街カポレイで先日痛ましい事故が起こりました。

今朝職場で同僚から、28日の夜、カポレイでハワイ東海大インターナショナルカレッジの生徒さんを含める3名が自動車事故で亡くなったことを聞きました。日本のニュースでも大きく報道されていたみたいですが、スピードが原因で追突したとのことでした。死亡した留学生は19才&20才と、家の息子と同じ年くらいなので他人事とは思えません。親御さんのことを考えると心が痛みます。心より亡くなった方のご冥福をお祈りします。

 

ハワイで免許が取得出来る年齢は、15才半で仮免、16才で監修つきで運転、17才で本格的に免許取得が可能です。ティーンは判断力に欠けるためやはり事故も多いようです。家の子も16の頃から運転しています。実際今は私より運転が上手なのですが、私は人一倍心配性なので、近くでサイレンがなったり事故で道路が渋滞しているとまさかうちの子では。。。と思いドキドキしてしまいます。夜遅く帰ってきても気が気でなく、毎日息子が出かける前には気をつけてねと行って見送ります。

 

ハワイでの運転、いくら日本で慣れているからといってもここはアメリカ。交通ルールも違うし左ハンドルなので、日本の方は用心して運転してほしいと思います。今回のこの事故で今年ハワイで起きた死亡事故は49件となり去年の44件をすでに上回ったそうです。ハワイも明日から師走。ホリデーシーズンに入り道路も混雑します。飲酒運転をする人も増え警備も厳しくなります。ドライブは気を引き締めていきたいと思います。

 

 

#カポレイ #ハワイ #交通事故

 

 

 

 

 

アメリカの歴史に残る究極のラブストーリー「Loving:ラビング」

 

www.youtube.com

題名:Loving(ラヴィング) 2016年

監督:ジェフ・ニコルズ

主演:ルース・ネッガ、ジョエル・エドガートン、ウィル・ディトン

評価:IMDb 7.2/10  Rotton Tomatoes 90% Google Users 90%

ストーリー: ミルドレッドは恋人のリチャードに妊娠を告げる。結婚して幸せに暮らす2人だったが、ある夜家に警察が来て2人とも逮捕されてしまう。当時2人が住むバージニア州では異人種同士の結婚が認められていなかった。ミルドレッドはアフリカ系アメリカ人、リチャードは白人だったからだ...

 

 感想: 

タイトルを見て恋愛ものかなと思った。ラブストリーには違いないが、“Loving"はこの映画の主人公の名字である。つまりLoving家のお話なのである。Loving=愛する、なんてこの夫婦にふさわしい名前なのだろう...

 

「Loving」は、1967年にアメリカ最高総裁で実際に起きた異人種結婚の裁判、「Loving vs. Virginia (ラヴィング対バージニア)」という実話をもとにしたストーリーである。この夫婦の話は以前何かで読んだことがあったので事実をどんな風にまとめてあるのかすごく興味があった。公民権や裁判と重いテーマだけにどんなに重厚な社会派ドラマかと思って観たら期待はみごと裏切られた。

 

キャスティングはこれ以上の配役はありえないというくらい充実。夫リチャードに扮するのは、オーストラリア出身の俳優ジョエル・エドガートン(ザ・ギフト、ウォーリア主演)。寡黙な役柄なので台詞はほとんどなく、激しく揺れるリチャードの感情を身体で表現しきった。私の独断と偏見にみちた予想では、これで今年のアカデミー賞主演男優賞候補は確実とみた(笑)。妻ミルドレッドに扮するのはエチオピア系アイルランド女優のルース・ネッガ。凛とした美しさが魅力のネッガが、控えめだが芯の強いミルドレッドに扮する。娘から母となり強い女性へと変化していく様をみごとに演じる。

 

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time.comより参照

 

「Loving vs. Virginia 」をネットで画像検索すると当時メディアが撮影した写真が出てくる。それらがスクリーン上で美しく再現される。上の写真はLIFEマガジンの写真家がLoving家を訪問し撮影した一枚。リビングのソファーで夫が妻の膝枕でテレビを観ながら微笑んでいる。訴訟の渦中にいた夫婦の不安はみじんも感じられない、むしろ平穏さが伝わってくる写真。立ちはだかる壁を前に今出来る事をやりながら細々とつれそう夫婦の絆、この映画の夫婦から学べることは大きい。

 

Lovingは、夫婦愛や家族愛を描いた究極のラブストーリーである。アメリカ合衆国が通って来た奴隷制度や差別問題に言及する歴史ドラマでもある。観終わった後、温かな優しい余韻に包んでくれる映画だと思う。

 

同性婚も認められたアメリカで異人種同士の結婚は当然のように考えていたが、これもLovingさんのようなカップルが迫害にあいながらも愛を貫く勇気があってからこそ。私も国際結婚をしているひとりとしてこの2人に敬意を払わずにはいられない。

 

監督ジェフ・ニコルズの作品はこれが初めてだがもっと観てみたいと思う。ちなみに、「Loving VS. Virginia」の訴訟が米最高裁で勝利した1967年6月12日は、Loving Dayと呼ばれ記念日となっているそうである。

 

#ハワイ #映画 #洋画 #ラビング #Loving

 

 

 

 

 

 

 

感謝祭の後のブラックフライデーとは? 

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感謝祭の翌日金曜日はブラックフライデーです。アメリカで一番安くショッピングが出来る日と言われています。そもそもなぜ「ブラックフライデー」かというと、ブラック=黒字、つまりこの日はアメリカ人がこぞってショッピングへ出かけるためお店が黒字になるというわけ。

 

文字通り金曜日のセールなのですが、年々時間が早まり、ここ数年は木曜日の夕方からオープンするお店も多いです。開店と同時に目玉商品がでるのでスーパーやデパートは込み込みです。数年前には本土の某スーパーで将棋倒し状態になり死人も出ているほどです。

 

今年は私も行ってきました! 木曜17時にカポレイの新ショッピングセンターカ・マカナ・アリイにあるデパート、メイシーズへ開店と同時に行ってみました。混雑していると思いきや予想外に人が少なく、ブラックフライデーというのに余裕でショッピングが出来ました。ラッキー♪

 

金曜日の今日は別のお店へ出かけ色々ゲット! 今回の戦利品(上写真)、象印炊飯ジャー、スロークッカー、ステンレス大鍋、ナイキのスニーカー、これだけ全部で$200以下。大満足です!

 

夕方、アウトレットモールワイケレのフリーウェイの入り口の前を通ったら、渋滞が半端なかったです。もちろん行きませんでした。私的には、ブラックフライデーは人酔いするので、ターゲットを決めて欲しいものがあるお店だけ行くのがベターかなと思います。

 

ブラックフライデーは今日でおしまいですが、セールは今週末まで続きます。月曜日はサイバーマンデー。オンラインの買い物が安い日です(: スマートフォンを狙っています。

 

 

サンクスギビングデー(感謝祭)のお御馳走はターキーと...

今日はサンクスギビングデー(感謝祭)でした。サンクスギビングデーはアメリカの祝日で毎年11月第4週目にきます。もともとはイギリスからアメリカに移住したピューリタン(清教徒)、ピルグリムの収穫祭だったらしい。アメリカではサンクスギビングの日には、家族や親しい人々が集まり感謝しながらターキー(七面鳥)を食べるのが風習で、ターキーデーとも言われています。日本のお正月みたいな感じですね。

 

我が家では毎年友人家族とターキーを食べています。今年もたくさんお料理を作りました。せっかくなので、サンクスギビングの代表的な料理をご紹介します。

 

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ターキーです。我が家はターキーを焼くのが苦手なのですが友人が毎年担当してくれるのでラッキー!

 

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ターキーはスタッフィング(写真上)と一緒に食べるのが常識です。スタッフとは「詰める」という意味で、ターキーを焼く際に内蔵を取り除くのですがその空洞に詰めるのが「スタッフィング」です。材料はパンや野菜(セロリ等)薬味など。こちらも友人担当。スタッフィングにグレービーソースをかけて食べます。

 

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もうひとつ、ターキーと一緒にアメリカ人が食べるのがこれ!

クランベリーソースです。意外でしょ? 私も最初は「お肉を甘いクランベリーソースと一緒に?」と思いましたが、食べ慣れるとあっさりめのターキーに合うのです。私はスタッフィングよりこちらのほうが好きです。サンクスギビングの食卓には必需品です。

  

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 我が家の担当はハムです。2パウンドの骨付きハムにパイナップルを載せて

オーブンで焼けば出来上がり! 今年は夫がお休みだったので焼いてくれました。

 

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 ヤムも毎年我が家が担当。スイートポテトにマシュマロを載せて焼いた料理でサンクスギビングには欠かせません。甘いけどご飯と一緒に食べちゃいます。お正月の煮豆的な?

 

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野菜料理もたくさん作ってバランス良く!

デザートにはこれまた感謝祭の定番、パンプキンパイを食べました。が、こちら満腹すぎて撮るのを忘れていました(笑)。

 

ちなみに、ターキーを食べると眠くなると言われています。これは満腹だからではなくちゃんとした裏付けがあるようです。ターキーに含まれているLトリプトファンという成分が原因だそうです。なのでいつもサンクスギビングの日には食べた後はゴロンとお昼ねZzzz 

 

今年もこうやって無事に皆でサンクスギビングを迎えられた事に感謝します。そして、ハワイで家族のように共にこの日を過ごせる友だちがいることにも...

Happy Thanksgiving♥︎

 

来月はクリスマス。またお御馳走を作らなくては...!汗

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サンセット

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夕方コオリナへ行くと綺麗なサンセットに遭遇することがしばしあります。上の写真はスーパームーンの翌日、今週の火曜日にコオリナで撮影しました。

この日は強烈なオレンジ色の空。全然加工は加えていなくて自然の色です。その日その日で雰囲気が違っています。こんな綺麗なサンセットがいつも見られる場所に住んでいることは本当にラッキーだと思います。出来るなら毎日夕方コオリナに来て泳ぎたいな。

ちなみに月曜日のスーパームーンはハワイでも綺麗に見えたようですが、我が家からは位置が悪かったのか大きく見えず期待はずれでした。

 

 

カポレイのハイテク映画館で癒しのシアター体験

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今年4月にオアフ島西部カポレイにオープンした、リーガル・カポレイ・コモンズ12。ハワイ初のラグジュラリーシアターで、座席は全てリクライニング式、映像もかなりハイテクらしい。映画好きなカポレイ住民としてはぜひ行かなきゃと思いつつなかなか足を運ぶ機会がなかったのです...ところが、今週末たまたま観たい映画がこの映画館で上映されるというのでついに行ってきました! 

 

場所は、カポレイのターゲットやロスが入っているショッピングセンター、カポレイ・コモンズの中にあります。今回私が観たかった映画は、11月3日から開催されているハワイ国際映画祭の上映作品。オアフ島での公開はこの日限り、しかも時間ギリギリだったので慌てて映画館にかけこむ私に、入り口でチケットを切っていたおじさんが「たくさん特等席があるよ!」と声をかけます。

 

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駆け足でシアター1に入ると中はガラガラ、観客は約10名。なるほどおじさんが言ってた通り特等席たくさん空いてる(笑)。「だよね...カポレイで国際映画祭の邦画が上映されるだなんて映画祭ファンの私だって知らなかったんだから」と一人で納得しつつ特等席に座りとりあえず周りを観察。

 

座席は普通の映画館の1.5倍くらいゆとりがあり、フルリクラインなので(90度)足をまっすぐのばす事が可能(上写真)。もちろん列の間のスペースも広いので前の人の頭で映画が観えないなんて事はない。座席の右側にはテーブルもついている。スナックも一般のシアターと比べるとグルメなんだそうです。アメリカ人+映画館=ポップコーンが常識ですがこのシアターは「グルメ」ポップコーンもあるそうですよ。

 

映画は2時間ほどでしたが、心地よいリクライナーチェアで自宅と変わらないくらい(よりも?)リラックスなシアター体験ができました。料金は$13.50で通常より数ドル高いですが行ってみる価値はあると思います。

 

日本にもこんなラグジュアリーな映画館あるのかな? シアターの隣は地元で人気のレストラン「イーティングハウス」、同じ並びには焼き肉の「牛角」もあり、カポレイではすでに人気のエンターテイメントスポットのようです。

 

マッサージと同じくらい癒されるラグジュラリーなシアター体験で、映画の感動もひときわでした。しかも、この映画館で初めて観た映画が邦画、自分が住んでいるカポレイの街で邦画が上映されるようになったなんて、なんか嬉しいです。

 

Regal Kapolei Commons 12(リーガル・カポレイ・コモンズ12)

住所 4450 Kapolei Pkwy, Kapolei, HI 96707

公式ウェブサイト 映画館 – カポレイ・ コモンズ

電話番号 (808) 674-2325

場所 Google Maps

50代のバケットリスト

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はじめましてhawaii007です。

ハワイ在住のアラフィフ女性です。

このブログでは自分の趣味である映画について、日々感じる事などをカジュアルに、時にはまじめに綴っていきたいと思います。

実は私、8年ほど前からブログをやってみたいと思いながらなかなか始めずにいました。もう一生始めないかなと思っていましたが、最近自分なりに思う事がありブログ開設にいたりました。ぼちぼちやっていけたらと思います。

性格的に三日坊主になりやすいので、最初から毎日更新したいですとはあえて言わないでおきます。少なくとも週1回は更新したいです。

なぜ8年間手を付けなかったブログを今始めるのかを説明すると長くなりそうなので止めておきます。ひとつだけ言えることは、ブログがこれまで私の「バケットリスト」のひとつであったこと。そして、ブログ開設をきっかけにたくさんあるほかの「バケットリスト」も少しずつ始められると良いなと思います。

バケットリスト(bucket list)とは「死ぬまでにやりたい事」という意味があり、ちょっと重く感じてしまうのですが、今の私にとっては「一生のうちでやってみたい事」かな? 以前は「いつかやろう」と考えていたことを最近は「いつかやれるのだろうか?」と考えることも多くなりました。年のせいでしょうか? 以前と比べて一年が早く感じられる今日この頃です。

ブログごときで大げさと思う人もいるかもしれませんが、本人にとっては大事なのです。張り切りすぎてなかなか始められないので(笑)、今日はこれくらいにしておきます。とはいえ、自分だけではなかなか始められなかったのは言うまでもなく、今回ブログを始めたいという私の背中を押してくれた友だちに心から感謝です。